5月の一ヶ月間、的場真紀さんのつくる器の展示・販売を行います。
透明感のある青と緑の器を中心に、
初夏の料理が映えそうな美しい色と盛り付けるときにちょっと心が躍るような形の器が並びます。
写真の器以外にもプレートなどが並ぶ予定で、いずれも料理好きな彼女らしい作品ばかりです。
期間中、Restaurant&cafe営業や料理教室では、
一部、的場さんの器を使ってお料理をお出しする予定です。
また、(今のところ)一日限定となりますが、お料理やコーヒーをご注文されたお客様に
的場さんの器に盛り付けたお料理一品をサービス致します。
このお料理は、的場さんが作る予定です!
やっぱり器は使ってこそ、そのよさがわかるもの。
展示している器でお料理をお楽しみいただくというのも、少しめずらしい機会だと思います。
どうぞ器と料理を楽しみにお越しください。
それから。
器が生まれてくるところを見てみたい!と、彼女の工房へお邪魔してきました。
このページの後半でご紹介していますので、こちらもぜひぜひご覧下さい。
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『 食事にあう器展 -器:的場真紀- 』
期間 : 2016年5月7日(土)~31(火)の営業日
- Restaurant&cafe 5/7(土)~10(火)、5/14(土)~17(火)、5/21(土)~24(火)
*5/8(日)限定企画 先着で作家の器に盛り付けた料理一品をサービス致します。
*器をご覧いただくだけのご来店も、もちろんどうぞ。
- 料理教室 5/28(土)、30(月)、31(火)
※料理教室開催日は、料理教室へご参加の方のみご覧いただけます。
時間 : 11:30~17:00
場所 : 庭禾店内
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作家 的場真紀
兵庫県明石市出身
愛知県立窯業高等技術専門校 卒業
愛知県立瀬戸窯業高校専攻科 卒業
麻衣子さんの料理が盛られたところを想像しながら作った器や、好きな形・好きな色の器達が出来ました。
見て手に取って楽しんでもらえたら幸いです。
大好きな庭禾さんで展示が出来ること、とても嬉しく思っています。感謝!
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的場真紀さんの工房へ
的場さんの工房へお邪魔してきました。
瀬戸のまちなかにある貸し工房に彼女の制作場があります。
工房の2階に上がると、これぞ工房!という(私の勝手な)イメージ通りな場が広がって、なんともワクワクしました。
私が知らないだけで、瀬戸にはやっぱり、こういう場があちこちにあるんだろうなあと思います。
作家さんがたくさんいらっしゃるので当たり前のはずなのですけれど、
器作りをしているわけではない私などは、
瀬戸に暮らしていても実はこういう場を目にすることはなかなか少ないのです。
土の造形の変化、水を含んだ土をまとった指先。
じっと見とれてしまうほど、美しかったです。
そしてラジオは流れているけれど、
ろくろを挽いている時間は、なにかこう静寂を感じるようでした。とても静かだ、と思いました。
次の作業を待つ器。どんな器に仕上がるんだろう。
「お弁当食べながらこれを見てるのが好き」と的場さん。
ほんとうに好きなんだなあ。
料理もそうだけれど、器も作る者だけが知っているその途中の美しさや風景、感触があるのだと思います。
そういうものに出会うことだけでも十分なくらいに、そこには喜びが詰まっている。
器を引く彼女を見ていて、そんなことを思いました。
皆さまぜひ、的場さんの器に触れにお越し下さい。