それは去年のこと。
明日の朝がきっと採り頃と見定め、次の日の朝畑に行ってみたら
見事になぎ倒され、皮が散乱していたトウモロコシ。
犯人は時々登場していたイノシシで、無念というよりも憎々しさが込み上げてきたのをしっかりと覚えています。
なので今年は絶対に、絶対にトウモロコシだけは守り切るぞー!と、
実が膨らんできた頃に、しっかりと周囲に紐を張り、毎晩の見回りをして。
ああその甲斐あって、今年はしっかりとトウモロコシを収穫!
20本近くは採れました。
生でかじれば甘くてジューシー。うーん、果物のよう。
思っていた以上にちゃんと実が入り、いいお味。
採ってすぐ、2本は残して茹で上げ、数本は夕飯にかじりつき、
残りは実を削ぎ落として、ひと瓶分は塩をまぶして詰めて冷蔵庫へ。これは数日中に食べる分。
あとの残りは塩なしで冷凍庫。
茹でずに残した2本は、大好きなトウモロコシごはん。
実ははずさずに米と一緒に芯ごと鍋に入れて炊き上げます。
炊けたら実を外してごはんと混ぜ、生バジルの葉を刻んだものと塩をふっていただくのが定番。
これがもう夏の味で、何杯も食べてしまいます。
ああ、よくぞ守り切りました、私たち!